復元方法と工程
新築時の思いも一緒に復元いたします
打ち話しコンクリートとの改修は、大きく3つにわけられます。 従来であれば、建物を維持するための補修工事や、イメージを変える改修工事です。 どちらも新築の時の打ち放しコンクリートの質感などが変わってしまいます。
打ち放しコンクリートの質感を復元するというのが難しかったのですが、G-PFシステム工法で打ち放しコンクリートの質感を復元出来るようになりました。
打ち放しコンクリートの建物を復元する-G-PFシステム工法
G-PFシステム工法とは、打ち放し調コンクリート描画工法ともいいます 。
打ち放しコンクリートの建物に長く入居されている方の多くの悩みが、「打ち放しコンクリートについた黒ずみが洗浄しても取れない」「ひび割れを補修した跡が目立って気になる」「きれいにするには塗りつぶしかないけど打ち放しコンクリートの質感が好きなどでなんとかならないか」「美観を維持するのにメンテンナスが大変」と思われています。 上記のようなお悩みを解決できるのが、G-PFシステム工法なのです。
G-PFシステム工法の特徴
・フッ素樹脂だから高い耐候性です。
・JIS6021に準拠した防水機能を持つ弾性塗膜でコンクリートを保護し微細なひび割れに追従します。
・光触媒コーティングの親水性により高い防汚機能があります。
・水性なので環境にやさしい(F☆☆☆☆)
・どんな色調にも対応し、自然な風合いをだせます。
・耐水性があるので経年変化に強い です。
つまり、ひび割れに強く、打ち放しコンクリート内部への水の浸潤を防ぎ、酸性雨などによるコンクリートの中性化を防止できます。また、汚れがつきにくく、打ち放しコンクリートの表面が濡れ肌にならず美観を損ないません。
親水性と撥水性の違い。打ち放しコンクリートの表面を水が流れ落ちていき、汚れを落としていきます。
G-PFシステム工法工程と塗膜構造
1:G-PF下塗り コンクリートへの浸透力・付着力を重視します。 |
2:G-PF中塗り JIS A 6021に準拠する、防水形仕上げ塗材と同等の性能となります。伸長性の良い防水材を使用下地への水の浸透を断ちます。微細な亀裂の解消、曝裂の危険性から建物を保護し、コンクリートの中性化を防止します。 |
3:G-PF模様描画 専用タンポによる描画作業にてリアルな打ち放しコンクリートの模様を再現します。 |